SOLD OUT
著者:リチャード・ブローティガン
訳者:高橋源一郎
出版社:思潮社
発行年:1999年6月1日第2刷
サイズ:191x127x13
種類:ソフトカバー
状態:少しみ 帯少キズ
1970年発表。作家、詩人のリチャード・ブローティガン8番目の詩集。
小説家、文芸評論家の高橋源一郎の訳文と原詩を比較できる構成がいいです。俳句に似た印象の短い文で出来た原詩を、高橋がわかりやすく丁寧にやわらかい言葉にしているのが特徴。もっとわかりにくく、言葉のひとつひとつが関係性を無視して沁み入るような訳でもいいのかなとも思ったのですが、ニューウェーブ系漫画雑誌「季刊コミックアゲイン」や「ガロ」で漫画家としてデビューし、絵本作家としても活躍している土橋とし子の描く、かわいい表紙のイラストを眺めていたら、そのイラストの世界のように不思議でやわらかな高橋の訳の面白さもわかるようになってきました。
みなさんもリチャード・ブローティガンがこの詩集をどう表現したかったのか想像して、自分なりの解釈で本書に触れてみてください。面白いですよ。
装丁:芦澤泰偉
装画:土橋とし子